今月8日に肝臓がんで死去した歌手・島倉千代子さん(享年75)の遺作となるで「からたちの小径(こみち)」が来月18日に発売される。
この曲は島倉さんのデビュー60周年を記念してシンガーソングライターの南こうせつ(64)が手がけた曲。
当初は15日に録音予定だったのだが、島倉さんから「その日まで待てない」ということで今月の5日、島倉さんの自宅リビングにに機材を持ち込み録音した。
録音したのは実に島倉さんが亡くなる3日前であった。
14日に営まれた葬儀・告別式で初披露されたのだが、所属レコード会社の日本コロムビアには1000件を超える問い合わせがあり、60周年記念CDボックスへの収録予定を変更、緊急発売を決めた。
同社は「1日でも早くお届けすることで島倉さんのお気持ちをお伝えし、ファンのみなさまへの恩返しになれば」とコメント。
遺影と同じ写真をジャケットに使用し、島倉さんのデビュー曲「この世の花」も収録するという。
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